• 歯科医院での健康な歯の維持方法

    投稿者:clover

     こんにちは!歯科医師の内田です 😀

    今回は歯科医院での健康な歯の維持方法についてお話しします。
    歯は一生ものですので、しっかりとケアをしていきましょう。
    歯磨き 歯間清掃 綺麗な歯

     1. 正しい歯磨きの方法

    歯磨きは朝晩の食後に行いましょう。
    歯ブラシを45度の角度で歯と歯茎の境目に当て、優しく磨きます。
    歯ブラシの毛先を歯と歯茎の間に入れて、歯垢や食べかすを取り除きましょう。
    歯ブラシの交換は3ヶ月に1回が目安です。

     

    2. 正しい歯間清掃の方法

    歯間には歯ブラシでは届かない歯垢や食べかすが溜まりやすいです。
    歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間をきれいにしましょう。
    歯間清掃は1日1回行うことがおすすめです。

     

    3. 正しい食事の選択

    歯を健康に保つためには、食事にも気を配りましょう。
    砂糖や酸性の食べ物は歯を傷つける原因となりますので、摂取量を控えるようにしましょう。
    また、カルシウムやビタミンDを含む食品を積極的に摂取することで、
    歯の健康をサポートすることができます。

     

    4. 歯科医院での定期検診の重要性

    定期的な歯科検診は、歯の健康を維持するために欠かせません。
    歯科医院では、歯のクリーニングや虫歯の早期発見、歯周病の予防などを行ってくれます。
    半年に1回の検診を受けることをおすすめします。

     

     

    以上が、歯科医院での健康な歯の維持方法のポイントです。
    日常生活でのケアと定期的な歯科検診を組み合わせることで、
    一生を通じて健康な歯を保つことができます。

    ぜひ、これらのポイントを実践して、美しい笑顔を保ちましょう!

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  • 睡眠時無呼吸症候群について

    投稿者:clover

    こんにちは。
    登戸グリーン歯科・矯正歯科クリニックの津野田です 😀

    本日は睡眠時無呼吸症候群にについてお話しします。

     

    どんな症状があるか

    突然ですが、皆さんはこんな症状が出ることはありませんか?

    ①睡眠時間を確保しているのに寝不足である
    ②日中に倦怠感や眠気を感じる
    ③記憶力や集中力が低下した
    ④頭痛がある
    ⑤睡眠時にいびきをかく

    これらに当てはまる方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

    重度の場合呼吸不全をきたすこともありますので一度チェックリストを受けていただければと思います。

    睡眠時 無呼吸 無呼吸チェック

     睡眠時無呼吸症候群とは?

    まず睡眠時無呼吸症候群(SAS)についてその特徴をご説明します。
    これは名前の通り睡眠中に呼吸が数秒間停止し、それを何度か繰り返す病気です。

    具体的には
    睡眠中に10秒以上のの呼吸停止(無呼吸)が1時間に5回以上みられると
    睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

    罹患されている人の割合は日本では男性の3.3%、女性の0.5%ほどです。

    実際に診断するためには終夜睡眠ポリグラフィー検査という特殊な検査が必要ですが、
    セルフチェックでも無呼吸の傾向を測ることができます。

     

     眠気のチェックリスト

    睡眠時に無呼吸がみられる人は質の良い睡眠が確保できていません。
    そのため日中に眠気を催すことがしばしばあります。
    眠気チェックリスト 睡眠時無呼吸症候群  チェックリスト
    上記のチェックリストで
    11点以上の方は睡眠時無呼吸症候群の疑いがありますので注意が必要です。

     

    どんな人がなりやすいの?

    以下に当てはまる場合、睡眠時に無呼吸を発症しやすいとされています。

    – 太っている
    – 顎が小さい
    – 顎が後退している
    – 舌が大きい
    – 扁桃腺が大きい

    これらに当てはまる方は睡眠時に横になると
    気道が閉塞しやすくなるため呼吸がしずらくなります。

    したがって睡眠中にいびきをかく人の多くもこれらに当てはまることが多いです。

     

    どんな影響があるの?

    では、睡眠時無呼吸になることにより、身体にどんな影響があるのでしょうか。

    冒頭にも少し挙げたように、以下の症状が見られることがあります。

    – 慢性的な睡眠不足
    – 頭痛
    – 日中の眠気や倦怠感
    – 記憶力や集中力の低下
    – 高血圧など生活習慣病のリスク因子
    – 突然死

     

    治すことはできるの?

    睡眠中に気道が閉塞しない状態をつくる必要があります。
    根本的な治療をご希望であれば気道確保のための手術が必要ですが、
    それ以外にも対処療法ではありますが、改善のための治療法がいくつかあります。

    ①CPAP
    経鼻的持続陽圧呼吸装置で圧力をかけて睡眠時に空気を肺に送り込む装置です。

    ②ダイエット
    睡眠時無呼吸症候群の70 %は肥満とも言われていますので、
    食事療法や運動療法が有効です。

     

    歯科ではどんなことをしてくれるの?

    実は歯科でも睡眠時無呼吸症候群の方のための治療が導入されています。
    具体的には医療機関からOral Appliannce治療が必要と判断されて、
    歯科に以来を受けた場合に専用のマウスピース(OA)を導入します。

    これは一般的なマウスピースとは異なり、
    顎の位置を前方に誘導した状態で装着していただく物になりますので
    適切な診査をした上でお作りします。

    疾患でお困りの方やいびき防止にも効果がありますので、
    気になる方は是非お問い合わせください。

     

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  • こどもの口腔機能

    投稿者:clover

    こんにちは!歯科医師の渡辺紘子です 😀

    皆さんは口腔機能発達不全症という言葉を聞いたことはありますか?

     

    最近の子供達は食環境の変化からお口の機能が発達しにくいと言われています。
    食事中にくちゃくちゃ音を立てて食べる早食いや、
    食べ物を飲み物を流し込む
    柔らかいものを好み、
    歯応えのあるものを避ける
    滑舌が悪く、
    舌たらず
    お口がポカンと開いているなど当てはまることはありませんか。

     

    私自身子供の頃には口が開いていることをよく両親に注意されていました。

     

    ピアノの発表会で写真を撮る時に、

     

    写真に音はのらないから「間違えても良いから口は閉じてくれ。」

    と言われたことを覚えています笑

     

    お口の機能が発達していないとは、
    食べる機能
    話す機能
    呼吸する機能
    が弱いということです。

     

    子供の頃に覚えたことは定着しやすく、
    大人になってから改善する方が難しいと言われています。

     

    成長期の口腔機能不全をそのままにしておくと、
    顎の発育不全が進行し、大人になってからの治療を難しく、
    予後を悪くすることにも繋がります。

     

    また鼻呼吸ができず、口呼吸を行うと空気中の雑菌がそのまま肺に入り
    炎症を起こしやすく、アレルギー発症に繋がる場合もあります。

     


    口腔機能低下症 口腔機能変化 口腔機能発達不全症

    35

    しっかりとした嚥下・咀嚼機能を身につける

     

    20代前後

    口腔機能ピーク

     

    65歳あたり

    口腔機能低下 

     

    加齢と共に口腔機能は弱っていきますが、
    幼少期からしっかり口腔機能を発達させておくことは、
    生涯にわたって健康に生きるために必要なことです。

    口腔機能と歯列の成長は密接に関係しています。

     

    ここで正しい状態を説明します。

     

    安静時(何もしてない時)

    唇は閉じて、鼻で呼吸をします。
    舌の位置は1番前の歯の裏側あたりの口蓋に位置します。

    実はこの時に上下の歯は接触していません。
    安静空隙があります。

     

    咀嚼時 


    唇は閉じたままです。
    舌で食べ物を左右に動かして、左右均等に咬みます。
    歯応えのあるものは奥歯を擦り合わせて(グラインディング咀嚼)
    頬っぺたと舌も使っていきます。

     

    柔らかい食べ物は上下に歯を噛み合わせて(チョッピング咀嚼)いきます。

     

    嚥下時 

    唇は動かず、舌の位置は口蓋に押し付けて食べ物を喉の奥に移動をさせます。
    この時上下の歯はしっかり咬合します。
    ちなみに現代人はチョッピング咀嚼がメインで、グラインディングをするような、
    頬と舌の強調運動が苦手な人が多いと言われています。

     

    むし歯の数は年々減っていますが、逆に口腔機能が低下している子は増加しています。

     

    おうちのお子さんはどうでしょうか。
    むし歯があるかをチェックするだけでなく、お口の機能にも注目していきたいですね。

     

    当院では小児矯正、また管理栄養士による食育にも力を入れています。

     

    診療室以外のお家での様子などもお聞かせください。ぜひお待ちしております。

     

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  • 虫歯にはレベルがあります

    投稿者:clover

    こんにちは!歯科医師の渡辺です 😀
    以前歯の構造とむし歯のでき方をお伝えしましたが、
    これらを踏まえて今回は虫歯のレベルについてお話ししたいと思います。

    前回は脱灰、軟化→着色→細菌侵入と

    ラスボスのように歯の中を侵入する細菌ですが、
    この細菌が歯の中のどこまで進行しているかによって
    むし歯の深さ、むし歯のレベルが変わってきます。

    むし歯のレベルは全部で5段階に分けられます!

     

    ・C0


    1番外側のエナメル質が脱灰を始めたばかりの頃。
    レントゲン上では見えないですし、まだ削ったりはしないで
    頑張ってケアをすれば再石灰化ができる時期です。

     

    ・C1


    外側のエナメル質は、エナメル小柱が外側から象牙質側の内側方向へ連なっています。
    むし歯はこの小柱に沿って進行します。
    つまり小柱の並び方をイメージできると虫歯の広がり方の特徴と繋がりますね。

    エナメル質までの虫歯は比較的小さく、痛みを伴わないことが多いです。
    ただ痛くなくても立派なむし歯です。
    C0のように再石灰化では補えません

     

    ・C2

    エナメル質を突破した虫歯は象牙質に到達すると
    さらに象牙細管を伝って歯髄側に進みつつエナメルー象牙境という
    エナメル質と象牙質の境界線を沿って広がります。

    ちなみに象牙細管は知覚過敏の説明をする時にもポイントなります。
    (が知覚過敏についてはまた別の機会に説明したいと思います。笑)

    この象牙細管というのが字の如く、細い管のようなもので歯髄まで続いています。
    管の中は空っぽではなく、結晶性の無機質がつまっていて歯髄への刺激を遮断していますが、
    これらが酸によって壊されると、
    管から刺激が歯髄(神経の部屋)まで伝わって痛みを感じるようになります。

    痛みを感じ出したらむし歯としては結構大きいです。

    歯医者としてもなるべく神経を残したいので、
    歯髄近くの象牙質を削る時はより注意をはらってむし歯をとります。

     

    ・C3

    さらに虫歯がすすんで象牙質を突破して歯髄まで到達すると神経を残すことは基本的にはできなくなります。
    (根未完成歯などは虫歯の進み方によっては上の方だけ神経をとって根っこだけ神経残すこともあります。)

    この頃には痛みはさらに大きくなり、何もしなくても痛く(自発痛)、痛み止め効きにくくなります。

    この状態になると歯髄炎と言って、炎症が強く麻酔も効きにくいです。

     

    ・C4

    この痛い状態を耐えて!?そのままにするとどうなるのか・・・
    歯の頭全体が虫歯で溶けていき、虫歯はそのまま根っこを伝わり、
    歯を支えている骨(歯槽骨)まで溶かしていきます。

    この頃は歯の神経は死んでいるので、痛みが引いたように感じるかもしれません。
    ただこの状態を長く放置すると、周りの歯茎や骨が痛みリンパも腫れていきます。

    1本の歯が悪くなるだけでなく、隣にまで影響してしまいます。

    治療法としては基本的には抜歯になります 😥

     

    ここまでむし歯のレベルをお伝えしましたが、

    歯が痛くなってからの治療だと神経を抜いたり、歯を抜いたりする可能性があります。

    痛くなる前に早期発見、早期治療のためにも
    症状が出る前に一度歯医者さんへお越しください。

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  • 美しい歯並びを保つために必要な矯正治療のアフターケア

    投稿者:clover
    矯正治療を終え、美しい歯並びを手に入れたあなた。
    しかし、治療が終わったからといって、これで終わりではありません・・・。
    矯正治療後 矯正 歯科矯正アフターケア
    皆さんこんにちは!歯科医師の内田です 😀
    美しい歯並びを保つためには、適切なアフターケアが欠かせません。
    今回は、矯正治療のアフターケアの重要性についてご紹介します。

    1. 歯の定期的なクリーニング

    矯正治療後は、歯の定期的なクリーニングが重要です。
    矯正装置を装着していた期間中は、歯ブラシやフロスが届きにくく、
    歯垢や歯石がたまりやすい状態になっています。

    定期的なクリーニングによって、歯垢や歯石を除去し、歯の健康を保ちましょう。

    2. リテーナーの着用

    矯正治療の最後には、リテーナー(保定装置)の装着が行われます。
    リテーナーは、歯並びを安定させるために使用されます。

    定期的な歯科医院の診察を受け、リテーナーの状態を確認し、
    必要に応じて調整を行いましょう。

     

    3. 正しい歯磨きの習慣

    美しい歯並びを保つためには、正しい歯磨きの習慣が欠かせません。
    矯正装置を装着していた期間中は、
    歯ブラシの使い方や歯磨きの方法に変化があるかもしれません。

    歯科医師から指示された方法に従い、歯磨きを行いましょう。

    4. 食事の注意

    矯正治療後は、食事にも注意が必要です。
    硬い食べ物や粘着性のある食べ物は、
    矯正装置やリテーナーに負担をかける可能性があります。

    また、矯正治療後は歯並びが安定するまでの期間がありますので、
    食事に気をつけることで歯並びの維持に役立ちます

    5. 定期的な歯科医院の診察

    矯正治療後も、定期的な歯科医院の診察を受けることが重要です。
    歯科医師が歯並びの状態を確認し、必要なケアや調整を行います。
    定期的な診察によって、歯並びの変化や問題を早期に発見し、
    適切な対策を取ることができます。

     

    アフターケアの重要性

    矯正治療を終えた後も、
    美しい歯並びを保つためには適切なアフターケアが欠かせません。

    定期的なクリーニングやリテーナーの着用、
    正しい歯磨きの習慣、
    食事の注意、
    定期的な歯科医院の診察

    など、様々な要素が重要です。

    美しい歯並びを長く維持するために、アフターケアをしっかりと行いましょう。

    矯正治療のアフターケアは、美しい歯並びを保つために欠かせない要素です。

    定期的なクリーニングやリテーナーの着用、正しい歯磨きの習慣、
    食事の注意、定期的な歯科医院の診察など、
    これらのアフターケアをしっかりと行い、美しい笑顔を長く維持しましょう。

     

    ご予約は24時間受付のWEB予約をぜひご利用下さい 😀