• 書籍のご紹介(根管治療)

    投稿者:clover

    こんにちは!登戸クローバー歯科・矯正歯科の古橋です。

    今回も、日々の臨床においてとても役立つ書籍に出会えたのでご紹介させていただきます。

    それは、「臨床で困らない歯内療法の基礎  治療のStep-by-Stepで理解する! (著者) 吉岡 隆知先生 クインテッセンス出版」という本です。

    まず、歯内療法は、歯の内部の治療のことをいいます。広い意味では、むし歯の治療をして、プラスチックなどをつめることも含まれております。しかし、一般的には、根管治療を、歯内療法と呼んでおります。

    この本は、そのような歯内療法のデンタルエックス線撮影から根管充填までのステップを豊富な写真やイラストで分かりやすく解説してあります。通常、拡大なしでは細かく見ることができない部分も画像で乗せて解説してくださっているのでとても参考になります。

    この本を熟読して、日常臨床での歯内療法の治療に生かしていきたいです。

    根管治療→歯の根っこの治療

    デンタルエックス線撮影→約3cm×約4cmのフィルムを口の中に入れて撮影すること。

    根管充填→根管(根っこの管)を生体に無害な物質で緊密に封鎖すること。

    ご興味のある方は是非、手に取って読んでみてください(^-^)

  • 書籍のご紹介(矯正がわかる本)

    投稿者:clover

    こんにちは!登戸クローバー歯科・矯正歯科の古橋です。

    今回も、日々の臨床においてとても役立つ書籍に出会えたのでご紹介させていただきます。

    それは、「 図解!矯正治療が面白いほどわかる本 基礎知識~セファロ分析~診断~治療の実際まで (監修)下間 一洋 先生 (編著)井筒 大輔 先生(他) (共著)市川 正人 先生(他)」という本です。

    この本では最初に矯正の基礎知識がイラスト付きで噛み砕いて書いてありとても理解しやすいです。また、第2章に記載されているセファログラムの計測点の捉え方はセファログラムの写真はもちろん解剖学的にも解説してくれいるのですぐに矯正臨床に実践できます。

    他の章では、診断や矯正治療の実際にも、噛み砕いて説明してくれているので理解が深まります。また、できるだけ数字を使って理論を解説してくれているので理解しやすいです。

    セファログラム→頭部エックス線規格写真(レントゲン撮影)のことであり、矯正歯科治療の診断、治療計画の立案のために欠かせない検査のこと。

    計測点→頭部エックス線規格写真を評価するために基準となる点のこと。

    ご興味のある方は是非、手に取って読んでみてください(^-^)

  • 書籍のご紹介(矯正のメカニクス)

    投稿者:clover

    こんにちは!登戸クローバー歯科・矯正歯科の古橋です。

    今回も、日々の臨床においてとても役立つ書籍に出会えたのでご紹介させていただきます。

    それは、「Bennett・McLaughlin 矯正治療メカニクスの基本 (著者)John C. Bennett 先生・Richard P. McLaughlin 先生 (監訳)渡辺 和也 先生・二宮 隆 先生・古賀 正忠 先生 永末書店」という本です。

    この本は、世界的に著名なJohn C. Bennett 先生・Richard P. McLaughlin 先生が著者で、2014年に米国で出版された「Fundamentals of Orthodontic Treatment Mechanics」の翻訳書籍であります。

    この本は、矯正歯科の新人歯科医師に向けた基本的ガイドラインとして書かれています。

    臨床に重点がおかれ基礎的なことや理論やポイントなどが症例やイラストを提示しながら解説をしてくれているので分かりやすいです。また、根拠となるデータも提示してあり有用であります。

    特にこの本では、著名なJohn C. Bennett 先生・Richard P. McLaughlin 先生の矯正治療学のメカニクスの長きに渡る臨床経験の上での矯正メカニクスの選択と実践方法は非常に参考になりました。

    ご興味のある方は是非、手に取って読んでみてください(^-^)

  • 書籍のご紹介(矯正のGEAW装置)

    投稿者:clover

    こんにちは!登戸クローバー歯科・矯正歯科の古橋です。

    今回も、日々の臨床においてとても役立つ書籍に出会えたのでご紹介させていただきます。

    それは、「機能的咬合構築を目指す不正咬合の矯正治療 (著者) 佐藤 貞雄 先生・白数 明義 先生 第一歯科出版」という本です。

    この本は、咬合の理論編とGEAW(GUMMETAL Edgewise Arch Wire)装置の臨床編の二部構成となっています。

    不正咬合の治療を成功させるために、生理的な機能咬合を考慮した不正咬合の概念が盛りだくさん専門的に理論編に書かれています。

    臨床編では、GEAW装置の製作手順や各症例での調整法などが写真やイラスト付きでとても詳しく丁寧に書かれております。

    この本は、内容が専門的なので熟読して、機能的な咬合の構築についての理解を深めていきたいです。

    GEAW(GUMMETAL Edgewise Arch Wire)装置→ゴムメタルのワイヤーにバーティカルループ(垂直に屈曲したループ)を組み込み製作される装置。GEAW装置は、MEAW(Multiloop Edgewise Arch Wire)装置のデメリットである装着時の違和感が大きいという点をループの違いにより改善している。

    MEAW(Multiloop Edgewise Arch Wire)装置→ステンレススチールのワイヤーにホリゾンタルループ(L字型のループ)を組み込み製作される装置。

    不正咬合→歯並びや噛み合わせの不正

    ご興味のある方は是非、手に取って読んでみてください(^-^)

  • 書籍のご紹介(ゴムメタル矯正②)

    投稿者:clover

    こんにちは!登戸クローバー歯科・矯正歯科の古橋です。

    今回も、日々の臨床においてとても役立つ書籍に出会えたのでご紹介させていただきます。

    それは、「GUMMETALワイヤーによる歯の一括移動 ーその概念と臨床ー (著者)長谷川 信 先生 東京臨床出版」という本です。

    前回に、「必ず上達 GUMMETAL矯正歯科治療 (著者)長谷川 信 先生 クインテッセンス出版」という本を紹介させていただきましたが、今回紹介させていただく本は、それより前の2012年に出版されたものであります。

    この本は、基礎的な説明や臨床の症例が豊富に書かれている良書であります。

    長谷川先生は、ゴムメタルワイヤーを使った歯の一括移動法は、従来法と比べて、治療ステップ、力系、ワイヤーベンディングなどはシンプルであるけれども、シンプルであるからこそよりより正確さや反復練習が大切であると述べられてます。

    私も、この本を読み、診療でよりゴムメタルワイヤーの特性を生かすために、日々の技術の反復練習と成熟、新しい知識の獲得を大切にしていきたいと改めて思いました。

    ゴムメタルワイヤーを使った歯の一括移動法→多数歯の同時アップライティング(歯を直立させること)

    従来法→伝統的な矯正歯科治療の治療術式のこと。複数の治療ステップがある。

    ワイヤーベンディング→矯正歯科治療において、術者がワイヤーを屈曲させること。

    ご興味のある方は是非、手に取って読んでみてください(^-^)