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こんにちは。歯科医師の鈴木志野です 😀
今回も引き続きむし歯に関してのQ&Aにお答えしていきたいと思います。
1.糖分 むし歯菌が増殖するには糖分が必要です。
糖分といっても砂糖のみではなくごはん等の炭水化物もむし歯菌の栄養になります。
糖分がえさになりプラーク(歯垢)を産生します。
2.細菌 お口の中には300種類以上の細菌が存在します。
その中でもミュータンス菌という菌が主にむし歯菌と言われる菌です。
3.時間 お口の中に糖分が残ったままになるとむし歯がどんどん進行していきます。
お口の中が酸性に傾いたままになるとよりむし歯菌が増殖しやすいです。
ダラダラ食べはやめましょう。
4.歯の質
歯の硬さや噛み合わせによりむし歯になりやすい方、なりにくい方はいらっしゃいます。
この四つが重なったときにむし歯になります。
逆に一つでも防げるとむし歯にならないとも言えます。
一つ一つ予防していくためにこの四つ一つ一つの原因を排除していくことが大切です。
ご予約お待ちしております 😀
ご了承いただきますようお願い申し上げます。
こんにちは!歯科医師の内田です 😀
今日は歯ぎしりについてお話させていただきます!
【皆さんは歯ぎしりをしていますか?】
歯ぎしりをしている。と答えた方は
夜寝ているときに歯ぎしりをしている人が多いのではないでしょうか。
また、漫画やアニメで悔しがっている描写で
歯をぎりぎりとかみしめているというのもありますね。
歯科医院で
「歯ぎしりをしていますか?」
と聞くと体感として半々くらいでしている方としていない方がいるように思います。
この人たちに歯ぎしりをしたところに印が付く
マウスピースをつけてもらい、一晩寝ます。
次の日の朝マウスピースを確認すると
10人中10人全員が歯ぎしりをしていたのです!! 😯
まずは上下の歯をカチカチと咬むタッピング
ぎゅっとかむだけで音がしないクレンチング
上下の歯を左右に大きく動かすグライディング
某大学でよく歯ぎしりをするという女性の筋電図の調査があります。
まず起きている段階で歯ぎしりをしてもらいました。
歯には91kgの力がかかっていましたが音が出ていません。
次に寝ているときに音が出ている歯ぎしりをしていました。
この段階で筋電図を見てみると121㎏の力がかかっていました。
起きているときに比べて寝ているときの方が歯におおきな力がかかっていたのです・・!!
起きているときは脳からの指令で咬む力をコントロールしています。
寝ているときは無意識で咬んでいるので力のコントロールができていないのです。
初日はいつも通りの生活をしてもらいました。
夕飯は彼の大好きなエビフライ。
寝るときもふかふかの布団で眠ってもらいます。
次の日、日中は前日と変わらずいつも通り過ごしてもらいます。
今日の夕飯は彼の大嫌いなグリーンピースの混ぜご飯とグリーンピースのスープ。
加えて食後には苦手なホラー映画を2時間観てもらいました。
寝るときは固くて寝心地の悪い布団できうる限りの不快な状況を作っています。
初日と次の日で筋電図を測り、どのくらいの力で歯ぎしりをしているか比べたところ、
初日に比べて次の日は3倍の力で歯ぎしりをしていることが分かりました。
不快な状況では3倍の力がかかっている
つまりストレスかかかると強い力で歯ぎしりをしているということです。
日中の食べ物をかんでいるときは強い力を理性で抑制していることを表しています。
日中のストレスを夜寝ているとき理性で抑制されていない歯ぎしりで解消しているのです。
ストレスホルモンと呼ばれているアドレナリンやコルチゾールの血中濃度が
歯ぎしりによって減少しているというデータもあります。
現に、歯ぎしりで顎が痛くなるのは特に中高生が多いようです。
勉強のストレスを歯ぎしりによって発散しているのでしょうか・・ 😥
また、ストレスで何かつらいことがあったら30秒程度ギュッとかみしめてみましょう。
少し楽になるかもしれません
歯科では歯のケアをいくら行っても予防できないことがあります。
差し歯がとれたり、ブリッジがこわれたり歯が割れてしまい
最悪の場合歯を失うことになります。
これらには歯ぎしりがかかわっていることがあります。
歯ぎしりは病気ではありません。
むしろストレスの解消のために必要不可欠な行動です。
しかし自分の歯に負担をかけるという矛盾が生じています。
これには歯ぎしりに耐えられないかみ合わせが原因になっていることもあります。
最近の研究では歯が壊れやすいかみ合わせもわかってきています。
虫歯や歯周病の予防に加えて快適な歯ぎしりができるかみ合わせが大事になるのです。
登戸の皆様、こんにちは。
登戸グリーン歯科クリニック勤務歯科医師の猪股です 😀
関東の夏の暑さにびっくりしております。
体調管理をしっかりし、充実した夏を過ごしたいですね。
今回は「乳歯う蝕」についてです。
子供の歯の虫歯のことですね!
一般に、子供は歯を磨く技術が未熟であり、また乳歯は硬さなどの性質、形態的特徴から、
しっかりと生えきった永久歯(大人の歯)に比べて虫歯に対する抵抗力が弱いです。
①歯の表面が固く成長しきっていない。
②歯の厚さも薄い。
③歯の形が複雑で隙間ができやすいため、はみがきが難しく、歯と歯の間の虫歯リスクが高い。
④歯の神経が永久歯と比べて外側に近い(=虫歯が神経まで到達しやすい)。
といった性質があるため、永久歯に比べて虫歯の発生リスクが高いといわれています。
「小窩裂溝(しょうかれっこう)」
「歯頚部(しけいぶ)」
「隣接面(りんせつめん)」
の3つの部位です。
歯科疾患実態調査によると、
5歳児において最も虫歯になりやすい歯は
上下の第一乳臼歯(前から4番目の子供の奥歯)で、
次いで上下の第二乳臼歯(前から5番目の奥歯)といわれています。
一方で、下の乳前歯(下の前歯6本のこと)ではほとんど虫歯はみられないとされています。
年齢別にみると、上の歯では2~4歳までは乳中切歯(一番前の歯)の虫歯が最も多く、
5歳を超えると臼歯(奥歯)の虫歯が高くなっていき、
第二乳臼歯は8歳で全部の乳歯の中で最も高い虫歯罹患率を示すといわれています。
次は幼若永久歯(生えてきて間もない大人の歯)の虫歯についてです。
幼若永久歯を成熟永久歯(生えてから5年以上たった大人の歯)と比較すると、
①エナメル質(歯の表面の一番硬い層)成長が未熟。
②成長途中のため歯の厚みが薄く、神経まで近い。
③歯の密度が小さいため、虫歯に対する抵抗性が弱い。
④擦り減ってないので、歯のでこぼこが複雑。
という特徴を有してます。
幼若永久歯の虫歯の好発部位は、
第一大臼歯(前から6番目の奥歯,6歳臼歯とも言います!)です。
生えてくる途中の第一大臼歯は頭の部分が手前の歯よりもまだ低いため、
歯ブラシが当たりにくいです。
角度を工夫して磨かなければならないので虫歯になりやすいです。
歯は虫歯になる回数が増えれば増えるほど、
次の虫歯のリスクが大きくなってしまいます・・・。
治療した歯も、
虫歯になったことのない歯と比べ再度虫歯になるリスクが高いです(二次虫歯)。