10/9(月祝)は休診となります。
ご了承いただきますようお願い申し上げます。
2023年7月1日よりホワイトニング料金改定のお知らせ
日~土10:00-13:00 / 14:30-19:00 休診:祝日のみ
12/30(土)-1/4(木)まで年末年始の休診となります
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ご了承いただきますようお願い申し上げます。
こんにちは!歯科医師の渡辺です 😀
今回の矯正セミナーでは咬合について主に学んできました。
座学でそれぞれの歯の役割、歯ぎしりについて学び、実習もありました。
自分自身が歯ぎしりをしているか調べられるマウスピースを作って、
実際にはめてみて、自分の噛み合わせを咬合器につけて診断をしました。
難しいことも多いですが、できるだけ日常の治療にリンクさせていきたいです。
こんにちは!歯科医師の市川です 😀
暑い日が続いておりますが、みなさんいかかがお過ごしでしょうか。
私は夏になると口の中に口内炎ができやすくなります。
夏バテによる免疫力の低下と栄養不足が原因だと思われます。
野菜や果物などのビタミンもしっかりとって暑い夏を乗り切ろうと思います。
そこで今回は口内炎についてお話したいと思います。
また近年、口内炎と口腔癌の違いについて注目されることが増えたので
そちらについても説明していきたいと思います。
口内炎は口の中の粘膜に起こる炎症のことです。
口内炎にはいくつか種類があり、原因や特徴が少し異なります。
最もよく見られるのは、「アフタ性口内炎」というものです。
はっきりとした原因はわかっていませんが、
過労、精神的ストレス、胃腸障害、ビタミン不足などが考えられています。
見た目の特徴としては、白い円形のくぼみができ、
その周囲は少し赤みを帯びています。
大きさは直径2~10㎜程です。
矯正器具や入れ歯による粘膜への物理的刺激、
熱い飲み物や食べ物による火傷などが原因でできます。
単純性ヘルペスウイルスの感染によって引き起こされます。
口の中に常在しているカンジダ菌が過剰に増えることによって引き起こされます。
口内炎の治療法としては、
副腎皮質ステロイド薬含有の軟膏(ex.アフタゾロン)、
貼付薬(ex.アフタッチ)、
噴霧薬、
レーザー
などがあります。
また、ウイルス性の場合は
抗ウイルス薬、
カンジダ性の場合は
抗真菌薬が用いられます。
口腔癌は口腔の粘膜から発生した悪性腫瘍のことで、以下の癌の総称を言います。
頬の内側の粘膜にできます。
舌と舌の裏側の歯茎の間にあるくぼみの部分が口腔底と呼ばれるところで、
そこにできます。
口腔癌の原因は不明とされていますが、
喫煙、
飲酒、
ウイルス感染、
機械的刺激(合ってない入れ歯、被せ物、詰め物などによる粘膜への刺激)
などが危険因子として挙げられます。
治療法は主に外科療法ですが、放射線治療や化学療法も用いられており、
それぞれ組み合わせて治療することもあります。
早期癌であれば外科療法や放射線治療、
進行癌であれば外科療法→術後に化学放射線治療、
分子標的薬併用放射線療法を行うのが一般的です。
①口内炎の場合は数日~10日程で自然に治ります。
2週間以上経っても自然に治らない場合、口腔癌や他の粘膜疾患の可能性があります。
②口内炎は食べ物などが触れるとヒリヒリとした痛みがありますが、
口腔癌の初期は痛みがありません。
③口内炎は潰瘍といって白い円形のくぼみができ、その周囲が赤みを帯びている状態になります。
健康な粘膜との境目が明瞭です。
しかし、口腔癌の場合は凸凹としたしこりがあったり、出血、健康な粘膜との境目が不明瞭だったりします。
いかがだったでしょうか。
口内炎と口腔癌の違いについて少しでも知っておくことにより、
早期発見・早期治療につながります。
しかし自分ではなかなか判断が難しいかと思います。
少しでもわからないことや不安なことがあれば、気軽にご相談ください 😀
〈参考文献〉・第4版SIMPLE TEXT口腔外科の疾患と治療 永末書店・口腔内科学 永末書店
・口腔がん:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
こんにちは。歯科医師の津野田です。本日は歯科の専門書籍を一冊ご紹介します。今回ご紹介するのは『解剖学的形態を維持した根管形成・拡大 著:牛窪敏博』です。
この書籍は歯内療法において今日取り入れられているNiTiロータリーファイルを用いた治療法のテクニックについて、その器具の特徴を踏まえて丁寧に解説してくれるものです。
この書籍では先にNiTiロータリーファイルの特性について詳しく説明されており、その他具体的な臨床症例に起こりうる事象にそって使用上のポイントを解説されています。個人的にはNiTiファイルの特徴を活かした具体的な操作方法の解説が非常にわかりやすく、実際の臨床でもすぐに活かせることばかりで非常に興味深いと思いました。
当院でも導入しているNiTiロータリーファイルですがその特徴や効果的な使用法については個人的にやや難しいと思われる点も多々ありました。使用法を誤れば治療効率を下げるだけでなく、治療の成功率や重大なミスを招かねません。それらを避けるためにも歯科で使用される最新の器具や道具を上手に使いこなすことは必須です。そのための手助けとなりうる一冊です。
こんにちは!
歯科医師の市川です 😀
6月上旬に保育健診に行ってきました。
みんなとても良い子で可愛かったので癒されました!
健診では合計63人の子供たちのお口の中を見せてもらいました。
まだ歯が生えていない子、歯が抜けて大人の歯が生え始めている子がいたりとさまざまでした。
中には虫歯になってしまっている子もいました 😯
悪くならないうちに歯医者さんに診てもらい、早期発見・早期治療がとても大切になります。
そこで今回のブログでは、健診・検診についての重要性についてお話していこうと思います。
・健診とは健康状態を確認するために行われます。
今回私が行った保育健診や学校健診がここに当てはまります。
日本では1歳6か月児、3歳児、小・中・高生の学校健診は義務化されていますが、
成人は義務化されていません。
(※ただし、酸などの化学物質を扱う職種は歯科健診が義務づけられています。)
最近ニュースで耳にしている方もいらっしゃると思いますが、
政府が2022年6月に「国民皆歯科健診制度」の導入を検討する方針を発表しました。
この制度は、年齢問わず全国民を対象に歯科健診を義務づけるというものです。
2025年導入を目標にしているそうです。
虫歯や歯周病の検査、歯磨き指導、クリーニングなどを行います。
お口の中の状況によって異なりますが、
基本的に3か月に1回のペースで受診するのが理想です。
また、日本は他国に比べ定期受診率が低く、
歯の健康に対する意識が低いという残念な結果が出ています。
また、虫歯や歯周病によって歯を失うとお口の機能が低下し、
楽しい食事や会話が満足にできないだけでなく、
要介護状態や認知症に陥ってしまいます。
これだけでもお口の健康がいかに重要かがわかるかと思います。
① 歯科疾患のみならず、全身疾患の予防につながる歯科の二大疾患は、虫歯と歯周病です。
先程の健診・検診の重要性の内容と重複してしまいますが、歯周病は
糖尿病、呼吸器疾患、動脈硬化、脳卒中、心臓病、リウマチ、早期出産・低体重児出産
などの全身疾患と関連があります。
また、歯の喪失は要介護状態や認知症に陥るリスクがあります。
② 医療費の削減につながるお口の健康を維持することにより、
全身の健康にもつながることから歯科だけでなく医科の費用の削減にもなります。
香川県歯科医師会による調査では、40歳以上を対象に、歯が0~4本の人は、
歯が20本以上ある人と比べ年間医療費が19万円高いという結果が出ています。
③ 健康寿命の延伸につながる健康寿命とは、
日常生活を制限されることなく健康に生活を送ることのできる期間のことをいいます。
愛知老年学的評価研究プロジェクトによる調査では、65歳以上の住民で、歯が19本以下の人は、
歯が20本以上ある人に比べ、1.2倍要介護状態になりやすいという結果がでています。
(※永久歯は上下左右の親知らず4本全て生えていれば、全部で32本になります。)よって、
残っている歯が多ければ多いほど健康寿命は長くなります。
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