志野□虫歯があって神経を取らないといけないと言われた
歯に関するブログ
2022年10月29日(土)
できたら神経はとりたくないですよね。
これは私達歯科医師も同じ認識です。
ですが神経をとらないとった方がいい場合、残せる場合があります。
保存できる場合
まず歯髄検査をして健康な歯髄で自発痛(ズキズキした痛み)がない場合は神経を温存できるケースがあります。
当院では間接歯髄法(神経までの壁を一層残して神経を保存する方法)、直接歯髄法(露出した歯髄を保存する方法)を用いて神経の保存をはかり、できるだけ神経を保存する治療が可能です。
神経をとった方がいい場合
自発痛(何もしなくてもズキズキ痛い)がある場合→この場合は不可逆性歯髄炎と判断し神経をとる必要があります。
そもそも神経が失活している場合→この場合は神経がそもそも生きていなく、根の先に炎症があるケースです。そうなると今後膿を広げて骨を溶かしてしまうため早めに治療する必要があります。
できる限り神経は保存していきたいという認識は患者様ご自身、また私達歯科医師も同じですがやはり難しいケースはあります。
ただ神経を残した方が今後歯の延命に繋がるのでできる限り患者様ご自身の歯を守るお手伝いをさせていただきます。
こちらに関しては検査をしないと分からないのでよろしければ検査からご予約ください。