hara ◽︎ 知覚過敏と噛み合わせ③
院長の原です。
今回はマウスピースの役割についてお話ししたいと思います。
前回、歯の咬耗が起こり、「ガイド」によって逃がされていた力が奥歯に加わることにより支障が出てくるとお話ししました。
今回はその対応としてのマウスピースの効果をお話をしたいと思います。
マウスピースの役割は、
①歯の代わりにマウスピースが削れることで、現状を維持しやすくする
②マウスピース上で歯が連結されることにより力が分散され、1つの歯に負担がかかり難くなる
③マウスピースの厚さ分、顎が離れる為噛み込み難くなり、歯や筋の負担を減らす
といった効果が期待できます。
被せ物や矯正で対応する場合もありますが、マウスピースが一番簡単に対応できるので、最初にやるものとしてはおススメです。
簡単ですが、いつも患者さんにご説明していることをまとめてみました。ご参考になれば幸いです。