• 書籍のご紹介(インレー修復)

    投稿者:clover

    こんにちは!登戸クローバー歯科・矯正歯科の古橋です。

    今回も、日々の臨床においてとても役立つ書籍に出会えたのでご紹介させていただきます。

    それは、「インレー修復 たしかな手技・臨床のかんどころ (著者)笹崎 弘己 先生 ‎クインテッセンス出版」という本です。

    まず、インレー修復とは、詰め物を模型上で作製し、歯科用セメントを用いて窩洞に装着し、修復する方法です。インレー修復を行う際には、窩洞形成を行いますが、インレー修復は、歯質の内側を削り、周囲が歯質に囲まれている形態なので内側性窩洞と呼ばれるものに該当します。

    それに対して、前回、「支台歯形成のベーシックテクニック (著者)岩田 健男 先生 デンタルダイヤモンド社」という本をご紹介させていただきましたが、支台歯形成は、歯冠の全体を覆う被せものや歯冠の一部を覆う被せものを装着するために適した形に整えるために行います。

    そのため、被せものによって歯質を覆うような形態なため、外側性窩洞と呼ばれるものに該当します。

    この本は、タイトルがインレー修復と直球で書いてあり、インレー修復について基礎的に、臨床的に深く学びたいときにとても役立つ本です。

    以外にインレー修復をタイトルにしている本は探してみると最近は少ないので、この本は私にとって貴重でありがたい存在でありました。

    ご興味のある方は是非、手に取って読んでみてください(^-^)

    窩洞→(虫歯を除去した後に、詰め物に適した形に削り整えた形態)

    窩洞形成→(主に虫歯を除去した後に詰め物や被せ物に適した形に削って整えること)

    歯冠→(歯が歯茎から出ている部分)

    窩洞形成と支台歯形成の対象→インレーなどの内側性の詰め物に対するものは窩洞形成と呼ばれる。支台歯形成は外側性の被せものを対象とする。

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